子供の詩
「木蘭の涙~acoustic~」スターダスト☆レビュー【LIVE】
次女が産まれて間もない頃、新聞に載っていた子供の詩を書いた女の子は、
次女と同じ名前(ひらがなで少し珍しい名前)だった
あいにきたよ
おねえちゃんはね
「おさきにしつれい」
っていちばんにでていったよ
つぎに おにいちゃんが
「じゃあね。さいごにこいよ」
って いなくなったよ
おかあさんのおなかのなかは
すごくひろくなったけど
あんまりしずかでさみしくて
(次女の名前)も いそいで
みんなにあいにきたよ
元々、私は「子供は3人産もう」と考えていて、
出産は次女で終わりのつもりだったので、この詩は、うちみたいだと思った
「うちと同じ順番で産まれて、名前も同じなんて、凄い偶然だな」
新聞を切り抜き、次女のアルバムの最初のページに貼った
年が明けて少し経つと、次男を妊娠した
次女と産まれた次男の年の差は、1年と21日
新聞の詩とは違って、次女が私のお腹から出た時には、
次男が私のお腹の中で待機していた
次男が逝ってしまった直後、私は混乱していた
あの時に次男を産まなければ、こんなに悲しい思いはしなかったのに…
と、酷いことを考えたりもした
でも、やっぱり、私の子供に産まれてくれて良かった
思い返すと大変な事もあったけれど、色々と楽しいことの方が多かった
「次男くん、うちに来てくれてありがとうね」
次女は本当に次男と顔が似ている
顔が小さな所も、顔のパーツも、体が細い所も…
年子なので、幼稚園から中学校まで9年間、
一緒に通い、中学では部活も同じだった
口には出さないが、兄弟の中で1番、悲しんでいるのは、次女かもしれない
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