粘土細工
納屋の整理で、次男の思い出箱にしまってあった
クレイアニメの“ニャッキ!"のキーホルダーを見つけた
「くいっく、くいっく」
言いながら、芋虫の真似して移動する次男が、とても可愛かった
粘土が得意で、幼稚園の先生は、いつも褒めてくれた
「なんでも作れて上手なんですよ」
ニャッキを作り、アニメの様に動かして遊ぶ事もあった
こだわりの強い次男は、細かい所まで納得がいくまで作り続ける
どうやって作ったのか、土団子も固くて、まん丸で艶もあり、
今でもそのまま残っている
小学校にあがると、担任の先生は、
図工の時間内で終わらないのが困ると言っていた
大学を卒業したばかりだと言っていた若い女の先生で、
少し物言いがキツい感じだった
「学校は時間毎に動くので、輪を乱すような真似されると、皆に迷惑が掛かるんです
家の方で、ちゃんと言い聞かせて下さい」
「すみません、少しこだわりが強い子なんです」
謝る私を、次男は不思議そうに見ていた
「次男くん、上手に作りたいのはわかるけど、
学校では図工の時間内でしか、粘土は触っちゃいけないんだよ
いっぱい時間かけたい時は、お家で作ろうね」
「うん、わかった」
返事をした次男は、少し寂しそうだった
小さな頃から、ものづくりが好きな子供だった
「編物教えて~」と言われ、かぎ針編みと棒編みを教えた
一緒に折紙を折ったり、あやとりをした
畑を借りて野菜を育て、家でお菓子を作り、パンを焼いた
レゴで色々と組み立てた
レゴはお城を買っても、お城を作るのは1度だけで、
完成すると壊し、すぐに違う物を作り始めた
「建築士になりたい」と、工業高校を選び、建築科に進み、
部活では燃費の良い車を作っていた
公園で拾った松ぼっくり2つ(幼稚園)
沖縄で作ったシーサーと、拾った貝(小学2年)
カブスカウトのスキーで拾った長い松ぼっくり(小学3年)
沖縄で拾ったサンゴ(小学4年)
「あげる~」と、次男が私にプレゼントしてくれた物だ
次男の友達が送ってくれたスクショ
去年の私の誕生日に、次男がグループラインでしたトーク
毎年、ケーキを買ってきてくれたり、お祝いしてくれた
また来年も、次男のくれるケーキ、食べたいな…
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