次男は高校卒業後、エコキュートなどの
取付作業の会社に就職した
免許を取得してなかった為、
毎日の通勤は電車を乗り継いでいく
作業現場は殆ど遠方で、始発で事務所に行き、作業員数人で車で現場に向かい、事務所に戻った後に終電で帰ることが多かった
終電が無くなると、次男から電話があり、事務所まで車で迎えに行くことが数回
休みは不定休
自宅から1時間掛けて事務所に行くと、「今日は休みでいいよ」と帰される事が数回
昨年の夏、次男が仕事から帰宅した時に、
「スマホを落としたら画面が割れて電話が動かなくなった」と見せられ、私は「次の休みに買いに行かないとね」と答えた
次の日の夜、
次男は夜0時を過ぎても帰宅せず、
壊れているスマホに掛けても、出られない事が分かっていたので、連絡をしなかった
更に次の日の朝、
次男の会社の所長が「次男くんが出勤してこないのだが…」と自宅に来た
驚いた私は「昨日の夜は帰ってこなかったので、終電が間に合わず、事務所の近くにでも泊まったのでは?」と答えた
「いや、昨日から出勤して来なくて…
何回も電話しているのに出なくて…」
「スマホは一昨日の現場で壊れたから、こちらから連絡する事ができないので、帰宅したら連絡します」と伝えた
次男の部屋を確認すると、キャンプ道具一色が無くなっている
捜索願いを出すことにした