8ヶ月間
次男は去年の8月に退職してから、
長男が勤める会社の違う支店で、バイトをしていた
バイトは月に16日しか出勤出来ない決まりで、
働きたい前日に連絡すればいい事になっている
比較的、自由のきくシフトなので、
今の次男には、ゆっくりできてちょうどいいかな?と思っていた
今年の4月8日頃、
「貯金がある程度貯まったから、1ヶ月ほどバイトを休もうかと思って…」と言ってきた
ちょうど私の彼氏が教習所に行き始めたばかりだったので、
「休みの間に車の免許、一緒に通ったら?」と答えた
今になるとその時に「免許は要らないよ~」と次男が拒んだのは、逝ってしまう事を考え始めたからだったのかな…と思ってしまう
次男は休みの間、たまに秋葉原などに出掛けていたが、
家にいる事も多かった
買い出しの手伝いに来て、荷物を持ってくれたり、
私の実家や特養に入っている母の様子を、一緒に見に行ったりした
私が運転する車の助手席で、
「やっぱりもう少しお金を貯めて
大学に進学しようかな」
「SEってどうなんだろう?」
「同じ作業を淡々とこなす仕事も嫌いじゃないから、工場勤務でもいいかなと思うんだけど」
色々と考えている話をしてきた
次男のバイトは、社員にもなれるが、
体力を使う仕事だから、年を取ると辛くなる
いつまでもバイトでは、だめだろうと悩んでいたのかもしれないし、
将来への不安があったのかもしれない
長女は、IT系の会社勤めをしている
ちょうどその頃に、取引先の会社の社長に
「SEが欲しいから弟くんを紹介してくれないか?
高卒でも仕事してくれれば構わないからね」と言われたそうだ
長女は、弟の仕事や将来を心配して
「話だけでも聞いてきなよ」と言った
次男は学歴を気にしていた
そして自分に出来るかどうか…
もし出来なかったら、姉に迷惑を掛ける事になるかも…と考えていたのか、その話を断った
「お茶の水で、ギターを買ってきたから教えて~」
と頼む次男
私の彼氏はバンドでギターを弾いていた
長女のエレキを借りてきて、
彼氏が次男にコードを教える
次男は、よくボルダリングに行っていた
長女が撮った動画を私が切り取った
この何日か後に、いきなり居なくなるなんて、思いもしなかった
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